平成19年度審査結果         

上町台地における自然・歴史・文化に関する調査研究募集の審査結果について

平成19年9月
上町台地マイルドHOPEゾーン協議会

このたび上町台地マイルドHOPEゾーン事業の一環として、「上町台地における自然・歴史・文化に関する調査研究」を募集しましたところ、初めての試みにもかかわらず、多くの研究者からご応募をいただきありがとうございました。
あらためて、上町台地の歴史・文化資源や自然環境などに多くの研究者が注目され、研究テーマとして日々研鑽を積まれていることに対し深く感銘を受けました。
今回応募された調査研究のテーマは、歴史・文化(アート)・都市環境・ 自然といった幅広いジャンルに関するユニークなもので、上町台地の歴史の重みや懐の広さを改めて感じさせられるものとなりました。
8月20日〜9月18日に提案書を募集し、審査委員会において「斬新性」、「発展性・実現性」、「公益性」、「(波及)効果」、「熱意・意欲」等の観点から総合的に評価し、応募のあった9件の内から4件を選定しました。
今回、選定された調査研究は十分検討が重ねられた大きな意欲が感じられるものであり、課題へのアプローチの方策が従来の切口とは違った面を有し斬新であること、また今日的なテーマの設定であることなどの点が評価されました。
研究費については予算との関係で希望に沿えないものもありますが、工夫をしてできる限り当初の調査研究を全うしていただきたいと思います。
選定された調査研究の実施にあたりましては、さらに上町台地の魅力向上に寄与する、学術的に貴重な意義深い研究となりますよう、鋭意努力していただくことをお願いいたします。
また今回、残念ながら選定されなかった方々についても、各々、上町台地を知り魅力を高めるうえで大変重要なテーマであり、是非、研究を進めていただくことを切に期待いたします。

■選定された調査研究テーマ

氏名
所属

主題(副題)
森山 貴之 京都市立芸術大学 近代的顕彰の場としての寺社空間
(四天王寺・大蓮寺境内に設置された記念碑銅像をめぐって)
片山 早紀 大阪大学大学院 近世大坂における都市支配と寺院
(大坂町奉行所の寺町支配、及び寺院を通じた大坂の住民把握について)
内海 寧子 関西大学大学院
関西大学なにわ・ 大阪文化遺産学研究センター
近世大坂の名所と上町台地
(名所でみる地域の魅力とアイデンティティー)
藤田 剛士 大阪大学大学院 上町台地の地域イメージに超高層マンションが与える影響

■審査委員

亀井 哲夫(追手門学院大手前中・高等学校長)
北川 央(大阪城天守閣 研究副主幹)
南谷 恵敬(四天王寺国際仏教大学教授)