平成20年度審査結果

上町台地における自然・歴史・文化に関する調査研究助成募集の審査結果について

平成20年7月
上町台地マイルドHOPEゾーン事業
調査研究助成審査委員会

このたび、上町台地マイルドHOPEゾーン事業の一環として「上町台地における自然・歴史・文化に関する調査研究」を5月12日から6月13日の間募集しましたところ、幅広いジャンルからのご応募がありました。あらためて上町台地の歴史の重みや懐の深さを感じさせられるとともに、多くの研究者が上町台地の歴史・文化資源や自然環境などに注目し、研究テーマとして日々研鑽を積まれていることに対し、深く感銘を受けました。
審査委員会では、6月26日全ての応募者からプレゼンテーションを受け、「確実性」、「先駆性・独創性」、「公益性・妥当性」、「(波及)効果」、「応募者の熱意」等の観点から総合的に審査した結果、応募のあった7件の内から4件を助成対象として選定いたしました。
今回選定された調査研究は、いずれも意欲が感じられる取り組みであり、独創的な切り口から上町台地の魅力資源にアプローチしようとしているところや、内容が明快で市民からも親しまれるテーマであることなどの点が評価されました。
助成額については予算との関係から希望に沿えなかったものもありますが、創意工夫のうえ、当初の調査研究の目的を全うしていただきたいと思います。
最後に、選定された調査研究の実施にあたりましては、さらに上町台地の魅力向上に寄与する学術的に意義深い研究となりますよう、鋭意努力していただくことをお願いいたします。そして、今回残念ながら選定されなかった方々におかれましても、それぞれが上町台地の魅力を高めるうえで大変重要なテーマであり、調査研究を進めていただくことを心から期待いたします。

選定された調査研究テーマ

氏名

所属

主題(副題)

内田 吉哉

関西大学
なにわ・大阪文化遺産学研究センター

上町台地の文化遺産をとりまく景観とその変遷
(関西大学難波・大阪文化遺産学研究センター所蔵「牧村史陽氏旧蔵写真」に見る史蹟・名所・寺社)

西村 智弘
赤塚 寛樹

大阪市立大学大学院工学研究科
都市系専攻環境都市計画研究室

上町台地における坂道景観に関する研究

森山 実

大阪市立大学大学院理学研究科
情報生物学研究室

都市環境におけるセミ相
(上町台地における調査)

山崎 竜洋

大阪市立大学都市文化研究センター

近世四天王寺における寺院社会構造の研究

(敬称略 五十音順)

 

■審査委員

審査委員長 南谷 恵敬(四天王寺執事、四天王寺大学教授)
審査委員  亀井 哲夫 (追手門学院 経営戦略室)
   中川 眞(大阪市立大学大学院 文学研究科教授)